教会の歴史

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横田キリストの教会は、聖書に基づいた神の御心にかなった教会を目指しています。

横田キリストの教会について

横田キリストの教会は、1960年に米軍基地に駐留していたアメリカ人軍人によって始められました。1959年に土地を買い、アメリカ人の教会員たちが自分たちの手で教会堂を建てました。1965年には増築をして聖書クラスのための部屋を造りました。当時、日本人のクリスチャンも何人かいたと聞いています。ルーツをたどればプロテスタント教会ですが、私たちは、もう一歩踏み込んで「私たちのルーツ」を紹介させていただきます。

私たちのルーツ
ルネッサンス(15世紀ー16世紀)は、ヨーロッパのあらゆる生活分野(学術分野、芸術分野、宗教分野)に影響を与えました。ルネッサンスはキリスト教に宗教改革(16世紀初頭)という波を起こしたのです。宗教改革によって聖書が一般市民の手に渡りそれぞれの信者が聖書を学ぶ環境が整えられましたが、同時に多くの教派(新たな分派、分裂)が誕生する弊害も出てきたのです。各教派ごとに信条をつくりまたそれが伝統となり、その系列にある教会を縛り付ける環境はカトリックの時代と変わりませんでした。また国と教会が密接な関係を持っている状況も変わりはなかったのです。そんな環境の中で18世紀初頭には、教派の信条や伝統に捉われない、純粋に聖書に基づく教会つくりを始めようとする人々がヨーロッパ各地にいたのです。17世紀ー18世紀ヨーロッパでは、多くの人たちが経済的、宗教的な自由と独立を夢見てアメリカ新大陸へと移住をしていたのです。当時のアメリカ移民には、いい意味でも悪い意味でも宗教に目覚めた人たちが多くいました。(アメリカのモルモン教はこの当時生まれました。シェーカーという異端クリスチャン・グループもこの当時出てきています。また後にエホバの証人グループも1872年には誕生しています。)

このような宗教的自由を求める環境下で(まだアメリカは13州しかありませんでした)アメリカ各地で同時多発的に「聖書に基づいた教会を!」という運動が起きたのです。ジェームズ・オケリー(メソジスト、N.カロライナ、1735-1826)、エライアス・スミス(バプテスト、ニュー・ハンプシャー、1769-18??)、アブナー・ジョーンズ(バプテスト、マサチュッセツ、1772-18??)、バートン・W・ストーン(長老派、ケンタッキー、1772-1844)、トーマス・キャンベル(長老派、1763-?)、アレキサンダー・キャンベル(長老派、ペンシルヴァニヤ、1788-1866)といった人たちが聖書を基準とした教会を合言葉に教会を始めました。

この運動はストーン・キャンベルは運動とも呼ばれます。バートン・ストーンとアレキサンダー・キャンベルがリーダーとしてこの原点回帰の運動を起こしたからです。真の教会を求める運動は継続的に行われます。悔い改めがクリスチャンにとって継続するのと同じように、聖書「神の御言葉」に立ち帰る運動は継続的なのです。実際、「御言葉に立ち帰る」という理念は聖書に啓示されています。旧約の時代においてイスラエルは、悔い改めのメッセージを聞き神のことばに立ち帰るように求められました。新しい契約下でユダヤ人及び異邦人たちは、主イエスの御言葉及び使徒たちの教えを聞き神に立ち返り主イエスの名によってバプテスマを受けました。バプテスマを受けた後もクリスチャンたちは、使徒たちの書簡によって常に主イエス・キリストに立ち帰るように戒められました。21世紀に生きる私たちにとっても同様のことがいえます。

具体的にはどのような原則があるのかを箇条書きにしてみます。(この箇条書きは私個人の見解です。中央組織がありませんから、元々このような信条は存在しません。)
1.聖書だけが教会の指針であり、教派の信条を表す式文や教理問答のようなものはありません。
2.すべての信者は自身のために聖書を読み判断する権利が与えられており、自分自身の信仰に責任を持ちます。
3.分派、分裂に反対して聖書に基づくクリスチャンの一致を求めます。
4.聖書に明らかに啓示されていることは信仰の分野ととらえます。たとえば、イエス・キリストの神格、主の晩餐、バプテスマなど。その他の部分、あいまいな箇所は人の意見として受け入れます。自由な意見交換が可能です。
5.新約聖書に啓示されている礼拝のパターンを踏襲しようとします。
6.教会は単立であり他の組織の影響を受けません。
7.教会の組織はピラミッド型ではなく、イエス・キリストをかしらとして、信者は皆イエス・キリストの名によって兄弟姉妹の関係を持ちます。
8.信者はそれぞれ違った賜物を神から頂き、それぞれ違った役割を果たします。ある人は長老になり、またある人は執事、伝道者や教師になったりしますが、これは上下関係を表すものではなく役割を表します。
9.教派にはバプテスト、ルーテル、長老派といったいろいろな名前がありその名前がグループの起源や信条を表していますが、私たちは「クリスチャン」とだけで呼びいます。
10.教会は単立ゆえに各教会をまとめる中央組織のようなものはありません。非常に緩やかなネットワークをもち地域ごとの合同礼拝、教会の長老・宗教法人上の役員の集まりや全国規模の伝道者の集まりがあります。